人一倍働き者だった妻が鬱っぽくなり、何事も億劫がるようになっていた。トシのせいと多寡をくくっていた私に、看護師だった息子の嫁から専門医に診てもらうことを強く勧められて2002年65歳の春、都立F病院の神経内科を受診した。結果は「アルツハイマー型認知症」だった。 この病気の治療薬はまだ無く、進行を遅らせるといわれる薬「アリセプト」を処方された。 毎日寝食を共にする者にとって、その進行程度は判りづらいけれど、半年前、1年前を思い起こすとやはり症状は確実に進んでいる。 そんな妻と共に生活しながら感じたことなど書いてみたい。
by ki-イチロー [アルツハイマー] [認知症] [特養(特別養護老人ホーム)] [コメント(0)|トラックバック(0)]
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