◆ 言葉がほとんど不明瞭になってしまった(*_*;2012年04月11日

 
 1月末、妻が入所している特養にインフルエンザに罹患した利用者が出たため、入所者との面会が一時禁止になり、その後所内のインフルエンザは収束したのだけれど、当時国内の老人施設でノロウイルス患者の発生が報じられたりしたために面会禁止が継続して、しばらく妻との面会ができなかった。
 面会禁止が解除されたのは3月下旬だったから、ほぼ2ヵ月妻の様子を見ていなかった。しばらくぶりに面会するにあたって心配だったのは、私のことが分からなくなってしまってはいないだろうかということ。まあそれまでも既に、私との関係=夫だということは理解できていない状況だったけれど、親しい人、身近な人くらいの感覚は認知していたのだが、それもわからなくなってしまってはいないだろうかという心配だった。
 でも約9週間ぶりに面会したら、以前とほとんど変わらない反応だったので、その点ではホッとした。しかし面会中の妻の言葉が以前より分からなくなっていたのである。妻も施設に入所した当時は、ほかの入所者とも結構会話していたようなのだが、病気の進行とともにほかの人たちとの会話も次第にできなくなったのだろう、だから私が面会している時間内はしきりに話をしようとしていた。そのことは2ヵ月ぶりの面会でも同様だったのだけれど、妻の口から発する言葉がもう全く言葉になっていないのだ。テレビの画面流に書けば、#$%&’!”#$%&%$#!”~・・・・・・